のんびり飛騨

2007/05/03

のんびり飛騨〜「あんき」な暮らし

のんびり飛騨〜「あんき」な旅
高山のカフェに、こんな看板が出ていました。「気軽に入ってくださいね~」というような意味です。岐阜では、「あんき」は「安心して」とか、「気がかりなことがない」というニュアンスで使っていますが、大好きな言葉です。(一応PCで「安気」と変換されて、「のんびり」という意味になっているので、共通語なのかもしれませんが、東京で「あんき」という言葉は聞いたことがありません。ニュアンスもちょっと違うような…。)

帰省している間も、実家で友だちとホームパーティをしたのですが、家で、ということや、ご近所同士ということ、気兼ねなくお酒が飲めるということで、みんなで「あんき」に楽しみました。

また、祖父母や両親からすると、今回の旅は近場で家族水入らずで過ごせたので、とっても「あんき」でした。

そんなGW前半を過ごし、わたしにとって心地よい時間に一番しっくりくるのは、「あんき」という言葉だなぁ、としみじみ。家族が「あんき」にくつろげて、友だちが「あんき」に集まれるような、そんな家にしたいなぁ、と思う今日この頃です。

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2007/05/02

のんびり飛騨〜さるぼぼバス

のんびり飛騨〜さるぼぼバス
下呂温泉からの帰宅は、祖父母&両親と別れ、新宿までの直行バスを使いました。

濃飛バスというバス会社の高速バスなのですが、飛騨らしい、さるぼぼや高山のお祭りで使う、陣屋という屋台がデザインされていました。

さるぼぼとは、のっぺらぼうの人形なのですが、顔がないのは「見た目で人に優劣を付けない子になってほしい」という願いが込められているそうです。
ケルト民族にも同じような意味合いの人形があり、その話を聞いて以来、ただかわいいだけではない、受け継がれた心のようなものを感じるようになりました。

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のんびり飛騨〜合掌村

2日目は、下呂の市内にある、合掌村へ。
ここは、世界遺産になっている白川郷から移築した合掌造りの家が数軒立ち並ぶ観光スポットです。その中には、国の重要文化財になっているものもあります。のんびり飛騨〜合掌村

園内は、春たけなわ、といわんばかりで、しだれ桃(?)の花も満開でした。合掌造りの建物と、この和風庭園がのどかでした。
のんびり飛騨〜合掌村

この日は、地元の太鼓のショーがあって、お父さんと子どもたちが、祝い太鼓を披露していました。かわいかったのは、2、3歳くらいの男の子。出番以外はよちよちふらふらしているのに、出番になると力強く太鼓をたたいて、「やっ!」とか言いながらカッコつけたりなんかして、子ども好きの私たち一行は釘付けです。
見ているうちに、目頭がうるっと来るくらいでした。(←我が家一行だけでなく、周りの観客のみなさんも、「上手ね~」といいつつ、「涙がでちゃうね~」というコメントがあちこちから聞かれました。ちびっこの伝統芸能には、みんな 涙腺が弱まるみたいです。)
のんびり飛騨〜合掌村

合掌造りの棟の中は資料館になっていて、農機具やアンティークの食器、衣類なんかが展示されています。また、お座敷のある棟では、紙芝居もやっていました。
のんびり飛騨〜合掌村

展示品の中にあった下駄を見て、一緒に見ていた祖母が、
「下駄の先を隠す(カバーを付ける)のは、雨の日用なんだけど、おばあちゃんたちが結婚式のときは、雨が降らなくてもこういうのを履いたんだよ」と、懐かしそうに話していました。

そういう話が聞けるのも、祖父母同伴ならでは。
ノスタルジックな時間を過ごすことができました。

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2007/05/01

のんびり飛騨〜下呂温泉

今回の旅のメインステージは、下呂温泉。草津、有馬に並ぶ、三名泉の1つです。

この日の宿泊は、小川屋さんという、老舗。小学生の頃泊まったことがある、思い出のお宿です。

ここでは、指定の浴衣の他に、浴衣を選べたので、せっかくだし、と、母と私はレンタルしました。
母は薄紫の、矢羽に花の柄、私は赤紫の麻の葉(六角形のような柄)に花の柄をそれぞれ選び、一応お揃いっぽくしてみました。のんびり飛騨〜下呂温泉

ところで、三名泉の下呂温泉は、なかなかローカルな温泉街です。
街角には足湯や、手を洗ったりできる出で湯があり、温泉ならではの風景が見られます。

下の写真も、小さな祠のようなところから、温泉が湧き出ています。
のんびり飛騨〜下呂温泉

また、街の真ん中を流れる益田川の川原には天然の露天風呂もあります。(但し、バイカーや地元の同好会の方が、入浴したりされるので、目のやり場に困ることも…汗。)
のんびり飛騨〜下呂温泉

また、「下呂、下呂と鳴く」ということで、蛙がキャラクターとしてよく使われていて、ホテルはもちろん、看板やお土産にもたくさんの蛙がいました。

写真はホテルのエントランスにいた親子の像ですが、とてもキュートでした。
また、蛙の六匹親子もいて、これは「迎える」という誰かさんが喜びそうなタイトルを冠して、お出迎えのポジションに陣取っていました。(暗くて写真、撮れませんでしたが…)
のんびり飛騨〜下呂温泉

温泉にゆっくり入った後は、晩御飯。久しぶりに三世代揃い、祖父母の機嫌は最高潮。
八十代ということで、心配なことも多いのですが、飛騨牛や、岩魚もペロリと食べて、全員笑顔の楽しいお食事会になりました。

熊本でも思いましたが、やっぱり、家族で囲む食卓は、格別。
今回の旅を提案してくれた祖父母と、段取りをしてくれた両親に感謝。

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のんびり飛騨〜飛騨高山

高山の街では、デートタイムとばかりに、それぞれの夫婦で散策です。私たちは、古い街並みの上三の町というエリアを歩きました。
造り酒屋を筆頭に、お香のお店、骨董屋さんなどなど、風情のあるお店が軒を並べています。
軒先には、どこのお店もテッセンの花をメインにしながら、季節の花を植えて、古都の初夏を演出していました。黒板の建物にテッセンの青紫は、キリリとしていてとても素敵でした。

のんびり飛騨〜飛騨高山

水車のパーツを利用した、プランターもステキです。
のんびり飛騨〜飛騨高山

せっかくなので、ということで、彼が高山らしいお土産を記念に買いました。
それは、版画屋さんのトレイ。懐かしい色合いも素敵ですが、合掌造りの家や雷鳥など、飛騨地方の暮らしをモチーフにしたデザインが気に入っていました。また、色版画は、各色ごとに版を作って刷り上げる、手の込んだ工芸品なのですが、その手作りの温かみが感じられることも、気に入ってくれたようでした。
のんびり飛騨〜飛騨高山

のんびり飛騨〜飛騨高山

岐阜は割と広い県で、高山は「地元」とは言えない土地ではありますが、小さい頃から馴れ親しんだ街を「いいね」と気に入ってくれるということは、やっぱりすごく嬉しいことでした。

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のんびり飛騨〜せせらぎ街道

磨墨の里を過ぎると、いよいよ せせらぎ街道。
山深い、奥美濃〜飛騨を結ぶ道なので、まだ春は浅く、木の目の萌木色が柔らかでした。でも、日当たりのいい場所では、鮮やかな緑と川のせせらぎ、白樺の白がとてもきれいで、穏やかな春を感じました。

のんびり飛騨〜せせらぎ街道

新緑のせせらぎ街道を抜けると、思いがけず桜の花がお出迎え。この季節に飛騨に来るのは初めてなのですが、まさか桜が咲いているとは思いませんでした。
さすがにソメイヨシノではありませんでしたが、控えめなピンクが、田園風景とよく似合います。
今年は思いがけずたくさん桜が見えたなぁ、と、とても嬉しくなりました。
のんびり飛騨〜せせらぎ街道

のんびり飛騨〜せせらぎ街道

そんな風景に目をとられていると、目の前には北アルプスの山々!写真だと解りづらいですが、かなり近い位置に見えて、雄大な景色です。
その先にあるのが飛騨高山です。

のんびり飛騨〜せせらぎ街道

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のんびり飛騨〜磨墨の里

GW前半は、私の実家の祖父母&両親とともに、三世代夫婦で飛騨高山〜下呂温泉に旅行に行きました。

兼ねてから祖父母に「皆で旅行に行きたいな〜」と言われていたのですが、やっと実現できました。

最初に停まったのは、郡上市明宝(めいほう)にある磨墨(するすみ)の里という、道の駅。
ここは、全国の道の駅の中で、最優秀賞をとったことがあるだけあって、土地の味覚やお土産も充実しています。また、裏手には吉田川(長良川の支流)のまわりに綺麗な公園を作っていて、素敵なヒーリングスポットになっています。
ここでの目的は、明宝ハムという、特産のハム。懐かしい感じのする、素朴なハムなんですが、適度な塩気とジューシーさで、大好きな逸品!岐阜県下では、かなりおいしくて有名です(笑)。
ソーセージサイズのハムを少しずつかじりながらドライブ、というのが我が家の定番です。彼は郡上牛乳をごくごく飲んでいました。
ローカルフードも満喫し、ドライブ気分は上々です。

ちなみに、名前の由来になっている磨墨とは、平家物語の宇治川の戦いの場面に出てくる名馬です。宇治川の戦いで、梶原景季が乗っていた馬。源頼朝から下賜されたそうです。

一夜踊りで有名な郡上おどりの「春駒」という曲にも

♪郡上は馬どこ あの磨墨の 名馬出したも 気良の里

と、歌われています。

のんびり飛騨〜磨墨の里

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